防爆コンサルティングファーム

各国の防爆認証サービスの一括提供のご提案

ATEX&IECE及び日本防爆の申請はお任せください。

IECEx加盟36カ国の防爆規格に適合するIECEx-ExTRはグローバル製品の必須条件です。

防爆指令準拠:計器・機器・装置・システム

1.ATEX
ATEX指令(2014/34/EU)は欧州CEマーキングの指令の一つです。

2.IECEx:IECEx認証機器スキーム
IECExは国際規格で防爆機器およびシステムがIECExシステムに参加する国で安全に使用できることを保証します。製造会社は、適合証明書(CoC)、技術報告書の妥当性確認(ExTR)および品質保証報告書(QAR)を取得する必要があります。

3.非電気機器
国際規格EN/ISO IEC 80079-36&37により発火危険性評価レポートIHAR(Ignition Hazard Assessment Report)の作成が必要です。EN 1127-1 のリスクアセスメント評価を行う必要があります。

4.計器・機器・装置の防爆指令準拠の重要性
可燃性粉塵、可燃性ガス、可燃性液体のミスト及び蒸気が存在する環境はすべて潜在的な爆発性雰囲気になります。そのため、これらの環境エリアや隣接したエリアで使用する機器やシステムは特定の安全要求に適合しなければなりません。すべての防爆機器およびシステムに適用されます。グローバル市場向けに防爆機器およびシステムを製造している製造会社は適用規格に準拠しなければなりません。ATEX指令とIECExシステムは、国際取引における重要な要求を規定しています。

5.証明書の番号の末尾に記載されることがある「U」と「X」の文字の意味
証明書番号の末尾にある「U」: Ex コンポーネントである事を示します。Ex component は、単独で使用不可の機器を意味し、防爆認証機器またはシステムのアクセサリーとして使用に限定されます。
証明書番号の末尾にある「X」:EN/IEC規則を全て満足していない特別な規則下での限定使用で認証された防爆認証機器を示し、操作説明書に必ず表示する必要があります。技術者、コンダクター、メンテナンス技術者、および検査員に、機器の誤動作の危険性と爆発の危険性を回避する注意を促します。

工場監査について

ISO/IEC 17067又はJIS Q 17067で定められる適合性評価の製品認証のスキーム・タイプ5で工場監査が必要になります。タイプ5の製品認証スキームが必要な国及び地域の認証制度では工場監査を行って審査レポートを発行しなければなりません。KSCは工場監査の審査レポートを発行します。
・ IECExの機器認証スキームにおけるQAR
・ ATEX(欧州防爆指令)におけるQAN
他の国・地域及び工場監査の詳細についてはお問合せください。

グローバル市場へのアクセス
貴社の防爆製品を世界市場へ拡大するお手伝いをします。
・ EU圏、国際市場:ATEX認証
・ 国毎の独自規格:IECEx認証―>各国の認証安全性を高めリスクを低減することで、革新的な設計と製造が可能になります。
​認証取得は製品の高い品質を示す1つの選択肢です。KSCのワンストップサービスで、今日の社会を勝ち抜き製品の世界展開を加速することができます。以下の個別地域での防爆認証の申請のサポートや個別のご相談はお問い合わせください。

各国の防爆認証制度(赤字をクリックで詳細表示)

・米国:FM,UL,NRTL
National Electrical Code(NEC)及びUnderwriters Laboratories(UL)やFM Approvals(FM)が定める規格の中に安全や防爆に関する規定があります。ULやFMは(国家認定試験機関(NRTL))として認証サービスも提供しています。
・カナダ:CSA
カナダ規格協会(CSA)が定める規格の中に安全や防爆に関する規格があります。またCSAは認証サービスも提供しています。
・ アメリカ‐カナダ相互認証
アメリカとカナダにおいては、MRA (Mutual Recognition Agreement)を締結し、相互認証制度を維持しています。CSAにてアメリカ向けに製品安全認証を受けた場合、UL規格に適合していることを意味するCSA-USマークを製品上に表示できることになり、アメリカ国内ではUL認証と同等に扱われることになります。逆に、ULにてカナダ向けに製品安全認証を受けた場合、CSA規格に適合していることを意味するC-ULマークを製品上に表示できることになり、カナダ国内ではCSA認証と同等に扱われます。この両方を兼ね備えた場合、認証マークの左右に「C」「US」を表記した認証マークとなります。

・UK:UKCA
英国は、2020年1月31日に正式に EU を離脱しました。また、 CEマーキング などの EU法 が英国に適用される期限は、2020年12月31日をもって終了しています。これにより、これまで CEマーキング を貼付していた製品で、英国(イングランド、ウェールズ、スコットランド)に上市するものについては、 UKCAマーク へ対応しなければならなくなりました。
UKCAマーキング対応(UK防爆)
UK防爆の取得は、EN規格(=BS規格)の最新版に適合していることが条件になります。ATEX認定証がEN 60079-0:2012 + A11:2013(IEC 60079-0:2011)の場合、最新版のEN IEC 60079-0:2018(IEC 60079-0:2017)へのアップデートが必要になります。

・韓国:KCsマーク
2009年1月1日より、韓国国家認証マーク制度(KCsマーク)が導入されました。
・中国:CCC認証 / (NEPSI認証)
2020年10月1日より、防爆電気製品17品目に対しCCC認証が必要になります。CCC認証取得には、製品適合性評価、および工場監査が必要になります。
・台湾:TSマーク
2014年10月22日に台湾の労働省により発表された「機械、機器および工具の安全情報の登録に関する規制」によると、爆発性雰囲気で使用される電気機器は、台湾に輸入、流通させる前に、型式検証および登録が必要です。
・インド(PESO/CCOE)
IECEx認証を使用し、PESO認証の取得が必要です。
・ブラジル:INMETRO認証
ブラジルで防爆製品販売をする場合、現地の法令、Portaria 179:2010に従って、INMETRO認証を取得する必要があります.
ー評価と試験:INMETROマーキング認証:INMETROガイドラインに従って、エリア分類に基づく爆発保護構造の評価をします。
ー品質監査:INMETROシステムでは、認定製品のコンプライアンスが持続していることを保証するための 品質保証のプロセス及び手順を制定し、登録機関により認証されていることが必要となります。
・サウジアラビア:SASO認証
SASO認可の認証機関によって発行された適合性証明書(Certificate of Conformity)が必要です。
・アラブ首長国連邦:ESMA認証
2017年8月1日から、爆発性雰囲気で使用される電気機器は、アラブ首長国連邦に輸入、流通させる前に、型式検証および登録が必要です。
・南アフリカ:SABS認証
IECEx認証を使用し、SABS認証、またはMASC認証の取得が必要です。

・ロシア:TR-CU基準
GOST-Rから2013年よりロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスタンの関税同盟に伴うTR-CU基準へ移行しました。
・ウクライナ:UKrSepro
UkrSEPRO は、ウクライナの品質システム認証です。 ウクライナと取引する外国企業及びウクライナ企業の両方が UkrSePRO を所有する必要があります。
UkrSEPRO 認証には、任意と必須の 2 種類があり 製品ごとに適合証明書の種類を定た条例があります。 この条例で対象となる製品は取得が義務付けられています。 適合証明書の申請には認定試験所の試験報告書が必要です。
KSC JAPANは認定試験所の日本事務所です。
UkrSEPRO 認証には有効期限が1年、2年、 5 年の他にシングル認証(1 回だけ有効)が有ります。

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